83,長崎で考えた『宝島社』の思い。

この3日間をとおして,九州まで来て考えたこと!

体験型観光による地域づくりの手法として,教育体験型修学旅行の受け入れはわかりやすいし,スゴイ実績がたくさん!! 昨日の会場だった松浦市は<修学旅行1万人の宿泊&体験で1億円>の経済効果とのこと!!
北海道においても,長沼町の農家民泊による修学旅行受け入れ数千人の実績や,標津町の酪農や水産業体験修学旅行受け入れ開始,農業体験のメニュー組み込み等の実績アリ。
標津町に続いて藤澤先生にもっと来道頂き,“修学旅行受け入れ”をベースとする地域振興策に取り組む地域がもっと増えていいと思いつつ,我々の『宝島社』が取り組むべき観光事業との連携,位置付けの整理をしっかり考えるいい機会となりました。思い切って自腹で,長崎まで来て良かった。

観光振興は経済振興だけが目的ではないと考えています。大型バスで長距離走って,観光地だけを巡る旅行形態は地域の,北海道のためにはなりません。また,宿泊施設予約が先にありきの旅行スタイルはなにか違う気がしてなりません。地域の産業やそこに住む人の生き様,その地ならではの地域資源を活かしたプログラム等の“地域の光”を観せてもらいに行くことが『観光』のはず。そうでないとサステイナブルなカタチにならない!
焼き畑農業のように「次はこの国のお客さん,そこがダメになったら次の国へ。。。」,「地域の人とはほとんど話もしなかったし,一回行った地域にはもう行かなくてイイ〜次の行ったことの無い地域に行きたい・・・」といった繰り返しになるのはアカンと思います。

リクルート地域活性事業部がず〜っと念仏のように唱え続けてきた<観光振興〜交流人口の拡大〜(地域への理解・ファン)〜移住・定住>までの流れを,北海道で実現すべく事業を構築する! 北海道のためという大義をしっかりミッションとしてブチあげる!!
ビジネスとしての『宝島社』の今後に,全てをかけて頑張りたいと思います! 何をしようとしているのか,春までにはガッチリ固めてお披露目します!!
是非ともご支援,ご協力をお願いいたしますm(_ _)m